━ 議員管外視察 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

1月15日〜16日の2日間

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耕作放棄地、森林、空き家、果実園、用水路、太陽・・・・


農村部にある資源を都会のニーズとつなげば、日本全体で
10兆円産業が立ち上がる。

そんな事が書いてある本

「日本の田舎は宝の山」(日本経済新聞出版社)

を読んでから非常にこのNPOに興味があり、今年度視察先に
選び視察を行って来ました。

NPO法人「えがおつなげて」の事務所は山梨県北杜市にあり

200年前の豪農の家を10年前に借り受け当時の呼び名

「開拓館」の再建を行った趣のある建物でした。

開拓館

開拓館全景

借りた時はとても使える状況では無い建物で業者見積では

数千万かかるリフォームも古民家再生に興味ある人を

ボランティアとして集め、300万円で行うなど、

この法人らしいお話を理事長 曽根原久司さんより
お聞きしました。
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同氏は以前はコンサルタント業を行っていましたが、
バブル経済の破綻等を経験し、日本の田舎の良さを

都会の人達に多く知ってもらう事により産業が生まれる

地方と田舎のマッチングを様々な取組み(イベント)を
行ってきたとの事でした。

曽根原さんと

自給自足にあこがれての田舎暮らしでは無く、産業として
生産拠点の一つとして農業を捉え、そこで生活が営む事が
出来る。

儲かる農業を行う。体験型農業でその地を知って、そこの
産物を購入したくなる都会の人との結びつける事を行って
いました。

1人の農業企業家を育てる事で、何も無いところに新たな
雇用を見出す事が出来る。

その為には都会の企業との連携、すなわち6次産業化が
必要になるとの事でした。

その他にも間伐材の利用や新エネルギーなど多くの事を
学ぶ事が出来ました。